音注

音注 #

2024年12月11日現在のデータによってその詳細を説明する。

声点の有無 #

声点の有無頻度百分率
音注声点有4,46218.48%
音注声点無19,68381.52%
小計24,145100.00%

音注に声点があるのは、約18パーセントである。

音注の形式 #

音注の形式で中心となるのは、反切、類音注である。 この他、仮名(片仮名)で示す音注があり、 「此間」「俗」「和」「呉」を冠して示す音注もある。

仮名(片仮名)の音注は、拗音を示すのに漢字を用いることがある。 たとえば「唱 和者ウ」、「礦 和火ウ」のような例である。

音注は漢音(正音)と呉音(和音)とがある。

漢音は、反切と類音注で示される。

呉音と和音は、仮名音注が大半である。「此間」「俗」を冠するものは和音を示すものである。

「平」「去」のように声調を示すものがあるが、これはその他とした。

分類頻度百分率声点あり
反切9,97041.29%950
類音注11,82748.98%2,490
此間・俗・仮名910.38%19
和音1,7327.17%887
呉音2811.16%116
その他2441.01%
合計24,145100.00%4,462

類音注は 名義抄の音注約24,000の半分の約12,000例である。これは全体の約50パーセントを占める。 次いで反切は約40パーセントに当たる約10,000である。 残る約10パーセントが和音などである。

音注の詳細 #

注文種類コード #

名義抄の注文別データファイルKRM_definitions.tsvでは、注文の種類をかなり細かく分類して コードを与えた。

# Def_code:
#	Glyph               from 111 to 127
# 	Pronunciation       from 212 to 238
#	Meaning in Chinese  from 311 to 329
# 	Japanese reading    from 417 to 434
# 	Unknown             511 and 512
# 	Reference           611 and 612
# 	Source name         711 and 712
# 	Supplementary note  from 811 to 815
# 	Others              from 911 to 998

更に、Def_nameとして、 211は音注和音声点有、213は音注声点有_反切のように設定した。 作業の途中で廃止したり追加したりしたものがあるので、該当なしの 項目が若干ある。

おおまかに言って声点のあるものを最初に分類し、 その後に声点のないものを分類した。

分類が難しいものは随時に追加してコードを与えていった。

注文分類コード備考
音注声点有211212〜216に細分、該当なし
音注和音声点有212
音注呉音声点有213
音注声点有_反切214
音注声点有_類音注等215
音注声点有_此間・俗・仮名216
(以下、声点無)217218〜220に細分、該当なし
音注声点無_反切218
音注声点無_類音注等219
音注声点無_此間・俗・仮名220
音注221222〜238に細分、該当なし
音注和音声点無222
音注声調223
音注呉音224
音注和音声調225
音注同226
音注和音同227
音注案語228
音注梵音229
音注梵音出典230
音注和音濁231
音注〈案語〉232
音注和音誤写233該当なし
音注呉音声調234
音注呉音同音235
音注参照注236
音注声調出典237
音注誤写238

声点有の音注の分類詳細 #

使用の頻度数の多い順に示すと次のようになる。

分類頻度百分率
音注声点有_類音注等2,49055.80%
音注声点有_反切95021.29%
音注和音声点有88719.88%
音注呉音声点有1162.60%
音注声点有_此間・俗・仮名190.43%
小計4,462100.00%

声点無の音注の分類詳細 #

これも同様に使用の頻度数の多い順に示すと次のようになる。

分類頻度百分率
音注声点無_類音注等9,33747.44%
音注声点無_反切9,02045.83%
音注和音声点無7343.73%
音注声調1880.96%
音注呉音1580.80%
音注和音声調860.44%
音注声点無_此間・俗・仮名720.37%
音注同340.17%
音注和音同240.12%
音注梵音100.05%
音注呉音声調60.03%
音注案語50.03%
音注梵音出典20.01%
音注〈案語〉20.01%
音注和音濁10.01%
音注呉音同音10.01%
音注参照注10.01%
音注声調出典10.01%
音注誤写10.01%
小計19,683100.00%

それぞれに具体的な例を挙げて説明したいところだが、 今は省略する。