和訓 #
小字の片仮名 #
説明 片仮名に付された小字の片仮名(和訓の活用形・及び異形態など)は大字の部分と小字の部分をハイフンマイナス(-, U+002D)で区切って示す。
入力例
オホイナリ(LL@@@、イ-キ)
字体 #
説明 異体および略字は本来の字体に改める。
入力例
爪→ス、牜→物
異体の仮名の区別 #
説明 異体の仮名の区別を小字で右に示す場合は、「異体」をカッコ内に注記する。
入力例
タスク(ス-ス異体)
片仮名の踊り字 #
説明 片仮名の踊り字は片仮名繰り返し符号(ヽ, U+30FD)で表し、くの字点(〳〵, U+3033及びU+3035)は反復する文字の個数分を片仮名繰り返し符号で表す。
声点 #
説明 和訓注の声点(accent mark)は漢字音注と同様の方法で表す。ただし、一字ごとに声点を付す漢字音注とは異なり、和訓は分かち書き若しくは改行で区切られている一つのまとまり(形態素、語および句)を一単位としてまとめて表す。
声点の部分加点 #
説明 声点が和訓の一部分のみに施されている場合は、声点が施されていない箇所を半角のアットマーク(@, U+0040)で表す。漢字は一字ずつ、和訓は合わせて表示する。
入力例
ソナヘ物(LL@@)
声点と小字片仮名の混在 #
説明声点と小字の片仮名が混在する場合は、カッコ内の声点の表示の後に読点(、)で区切り小字の片仮名を示す。
漢文意味注の和訓 #
説明 漢文意味注の漢字に付された小字の片仮名(和訓)はそのまま「」の中に入力する。二つ以上ある場合は種類ごとに「」を分けて表すこととし、記載の順序は漢字に付された小字の片仮名(音注)の場合と同じとする。
入力例
トヽマル(LL"HL、マ-ム)